実際鍼ってなにすんの?①~問診~
こんにちは。骨太はりきゅう整骨院 院長 鍼灸師 中舘です。
本日からは施術の流れについてご説明いたします。
当然鍼にかかわらず、来院してからいきなり施術が始まる訳ではありません。
まずやることは「お話を伺う」ことです。
まず、患者様の不調、痛みの確認をします。
いつから痛いのか、どうすると痛いのかなどを細かくお伺いします。
前屈で痛いのか?起き上がると痛いのか?お尻まで痛むのか?同じ腰痛でも人それぞれです。
前屈で痛む人と腰を反ると痛む人でツボは変わっていきます。
なのでその情報が必要なのです。
そして例えば、
草取りをして腰が痛い ⇒ 鍼をして良くなった ⇒ 次の日草取りをした痛くなった
という場合、恐らく草取りのやり方を変えないと、施術と戻りをかなり繰り返していく事になります。
なので、患者さまの「動作」「癖」などを聞いたりしてお身体の「歴史」を紐解いていく必要があると考えています。
そしてもう一つ。
実は「施術が出来ないもの」を見極めるのに大事なのです。
例えば、「腰が痛くて、じっとしていてもうずく。数日前から微熱も続く」
という腰痛は、まず第一に病院で検査してもらう必要があります。
(イエローフラッグとかレッドフラッグといいます)
ここをしっかりと判別していくために大事になります。
そして患者様の「目的」「ゴール」をはっきりさせていきます。
ゴルフをしたい。
子供を抱っこしなくてはならない
快適にサッカーをしたい etc…
その方その方の目標、目的に向かっていくためです。
「四の五のいいからさっさと鍼を打って欲しい」
とういう方は向かないかもしれません。
良くある、「取り合ず電気をかける」とか「話を全く聞いてくれなかった」という事はありません。
もし色々と気になる事がある方は何かメモに残して、見せていただけると幸いです。
施術はどちらの一方通行では、良い結果が出ません。
そこに時間を使ってもいいよという方はぜひ一度ご相談ください!!