鍼って痛いの?
骨太はりきゅう整骨院 院長 中舘です。
鍼と聞くとあまりいいイメージはないかもしれません。
「痛いんじゃないか?」
「なんとなく怖い…。」
そんな声もよく聞きます。
日本人が鍼を生涯で受ける受療率は20%~30%と言われ、年間だと約7%といわれています。
正直”なじみのある”といったものではないのかもしれません。
ここでは鍼はどんなことをするのかについて説明します。
結果から言いますと鍼は”思ったほど”痛くありません。
鍼は髪の毛ぐらいの細さのものですから注射などで使われる針より細くなっています。
(ディスポーザブルと言って使い捨ての鍼を使用しておりますので、使いまわしもありません。
鍼を置く皿(シャーレ)も使い捨てを使用しております。)
鍼管というストロー上の筒に鍼を挿入し、トントンと叩いて体に鍼を刺入していきます。
日本で作られている鍼は先端が丸くなっているものが多いため、痛みが強く出ないような設計になっているのです。
しかしながら、生体に刺すのは間違いありません。よって全く確実に痛み0ではありません。チクッとしたりする事はあります。
そして、得気(響き)という鈍痛を惹き起こす事があります。
良くこの得気が無いと鍼は効かん!!と教わったものです。
ですが、私はこの得気があるかないかはあまり施術効果に影響はないと考えています。
医師の治療以外に生体の中に刺激を直接届けられる方法は他にありません。
たとえそれが、ミリ単位だとしても、生体内に刺激をいれて、変化がしないわけがありません。
あと、私自身この得気(響き)が苦手です。(笑)
骨太はりきゅう整骨院の鍼は、この得気(響き)を出す事を目的としていません。
出てしまう事はありますが、出来る限り優しい刺激を心掛けています。